経営管理と現場の実行を結びつける予算管理システム「Scale Cloud(スケールクラウド)」 ~全社的な視点で全体最適な意思決定を実現~
2020.10.14
予算管理はほとんどの企業で行われており、特に経営管理側の立場の方にとっては、重要な業務の一つです。特に、コロナ禍のような今後の見通しが不透明な環境下では、特に予算管理を精緻に行うことが求められていると言えます。
しかしながら、前年度のPLをもとに予算作成したが、十分な情報を織り込んでいなかったために一向に精度が上がらない、また、予実のズレが生じたとしても、どこが問題点なのかを発見できずにいつまでも問題点の修正ができないといったような課題に直面するようなケースも散見されます。
そのような企業様に、弊社の「Scale Cloud」をご活用いただくことで、予算管理面での課題解決を支援いたします。「Scale Cloud」により、粒度の高いKPIを用い、また、その中でも重要なKPIを可視化することで予算管理の精度を高めて参ります。
「Scale Model」の理論を利用して事業計画をKPIに落とし込み、各計画を現場の行動にまで結びつけられるようクラウドシステムを改良することで、計算ロジックや、計画の根拠となる前提条件までをより明確にします。
「Scale Model」は、財務情報としての会計と、非財務情報としてのKPIを統合したメソッドとなっているため、財務分析や簿記といった専門的な知識がなくとも直感的に理解ができるようになっています。そのため、現場サイドも簡単に予算のロジックを理解でき、現場の実行管理と結びつけることができます。また、費用のKPIも設定することによって費用対効果や、売上と費用のバランスも管理できるので、利益計画までをしっかりと根拠をもって説明ができるようになります。
「Scale Cloud」は、「Scale Model」の理論をより実践しやすく、簡単に経営判断に取り入れられるように開発・設計したSaaS型経営マネジメントシステムです。「Scale Cloud」ではコストやキャッシュ・フローの管理を含め、組織横断的な全体最適での経営を行うことができます。全社計画を、A事業、B事業といった各事業に分けることもできるので、事業別採算についても容易に把握でき、また、全社的な管理体制の下で各部門の予算管理まで落とし込むことができます。これにより、各部門が自分達だけの範囲内での予算管理を行うのではなく、全社的な、全体最適での意思決定が可能になります。また、シナリオ複製機能により、「強気」、「通常」、「弱気」といった複数のシナリオを想定した計画策定ができるので、あらかじめ起こりうるシナリオに備えたうえで計画を策定することができます。
このように、「Scale Model」の理論を実践しながら「Scale Cloud」を活用していただくことにより、予算管理の精度を高め、企業の業績目標達成に貢献します。
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