導入事例

昨今急速に普及している省エネ設備〈太陽光発電システム、オール電化、蓄電池〉などのZEHハウス。経済的にも優しい省エネ設備を、ライフスタイルやご家庭人数に合わせて提案・販売するMIRAI HOME。お客様のビジネスをこれまでよりも一層加速させることを目的とし、ビジョン達成に向けて事業を急速拡大中。

導入前の課題

最大の課題は、マネジメント側にありました。

3年後の年商30億円、という中期目標だけは掲げていましたが、
そこから逆算された年間目標が設計できていませんでした。
月間目標もそこからの逆算で決めているものはなく、毎月少しずつ増やしていくだけ、というやり方でした。中期目標に対しての数字の計画性がなかったんですね。

計画に対してその調子なので、メンバーに対してのマネジメントも数字では全くできておらず、月間目標を達成するために「気合」や「根性」みたいな、昭和風の感覚的なマネジメントになっていました。

そのため、メンバーが自らの行動のどこに、どんな課題があるのかなどを考えることもなく、毎月毎月ただ行動量を増やすだけの施策が続いてしまい、抜本的な解決策も見つけることができていませんでした。

会社全体で、数字マネジメントの文化を作り、マネジメント側が気合や根性以外の指示が出せるようになることで、メンバーが自分のKPIのどこに課題があるのかを自ら考えられるようにしたかったんです。

導入した目的

マネージャーもメンバーも、目の前の月間目標ばかりを追いかけている状態でした。
もちろん月間目標の達成を目指すことは大切なのですが、それだけではなく、一人一人が中期目標を意識しながら行動して、全員で一丸となってその達成確率を上げていくことが大きな目的です。

私自身が、ロジカル派というより感覚派な人間なので、数字マネジメントをしたいという理想はあっても、実現する手立てが思いつかなかったんですね。

中期目標から逆算した年間計画を立てたくても、うまく指示ができません。
私がその調子なので、マネジメント側も数字に対する意識が強くなることはないだろうと半ば諦めかけていたタイミングで、Scale Cloudを知りました。

Scale Cloudに沿ってKPIマネジメントができれば、中期目標を達成できる理想の組織になれるのでは、と直感で感じて即導入を決めました。

このあたりも感覚派の特徴ですね笑

導入の決め手

代表の広瀬さんが決め手でした。
KPIを使ってロジカルにビジネスを可視化し、その結果や状況を定量的に分析し、社員に適確に伝えてマネジメントしていく知識や経験、ノウハウをとても持っていると感じました。

Scale Cloudを導入することで、そういった自分にないものを一気に取り入れることができるのは魅力的でした。

いままでも、ツールを導入したけど運用できなかったということが何度かありましたが、Scale Cloudは、ツールだけではなくしっかりとした運用のサポートがあることが大きかったです。
ツールを導入しただけで組織は変われないと思っていて、ツールを運用に乗せていく過程で広瀬さんの経験やノウハウを吸収し、社内で数字マネジメントを定着させることができるのではと感じました。

また、Scale Cloudを導入すれば、中期目標からの逆算で計画を立てやすくなって、それに向かってやるべきことや課題が、メンバーにとってもわかりやすくなることも決め手でした。

Scale Cloudを使ってやりたいこと

とにかく再現性を意識した文化作りをしたいです。

中期目標を達成するためには、既存社員の底上げと、新入社員の早期育成の両方が必要だと思っています。
既存社員と新入社員のいずれにしても、今までのような経験と勘に頼った育成には時間がかかりますし、モチベーションを中心とした定性的な育成では再現性も高まりません。

数字マネジメントが定着すると、売上が上がった要因なども言語化され、営業の誰もが一人前になるためのプロセスが可視化でき、「何をどうしたら売上が上がる」という方程式が成り立てば、再現性も生まれると思っています。

再現性の連続が、中期目標を達成するために必須だと思っているので、私一人だけの力ではなし得ないことをScale Cloudの利用を通じて、実現させていきたいです。