Case Study

導入事例

株式会社LIG

課題解決も予実管理も共通認識のできるシステムを

  • スプレッドシートでの収支管理や売上分析の限界
  • 顧客管理・収支管理の体制を整えたい
  • 継続的に成長していく為に全社で共通認識をもてるマネジメントシステムを
株式会社LIG
執行役員 / 管理本部 本部長 兼 CFO 髙橋龍司 様

導入前の課題

会社の更なる成長のためには、収支管理を強化しないといけないという課題認識がありました。

強化ポイントは大きく2つです。

 

ひとつめは、属人化です。

今まではスプレッドシートで収支を管理していましたが、ものすごくマニアックな作りになっていて、触れる人がひとりしかいないことがリスクでした。仮に担当者が退職したら誰も触れる人がいなくなってしまうという状態です。

 

ふたつめは、分析です。

収支管理シートが経営メンバーに現在の数字を報告するだけのもの、という位置付けでした。そのため「現在の売上がどうなっているか」はきれいに表現されるのですが、「なぜそうなっているか」などは確認できない作りになっていました。

例えば、インバウンドとアウトバウンドでの受注率の違いや、リードタイムなどは経営に報告する粒度ではなくデータとして存在しないので、それだと現場のマネージャーが数字分析してどのように戦ったら達成できるか、などを考える材料にはできないんですね。なので予実の精度も悪い、というような状況でした。

導入した目的

このままでは上場に耐えられる予実精度を培うことは不可能だと考え、必要なマネジメント体制を整えようと決意しました。元々管理体制自体が脆弱で、商談管理をタスク管理ツールのasanaで行っているレベルでした。商談の内訳などもわからず分析できないので、ハブスポットを導入し商談管理の体制を整えるとともに、これを機に収支管理もツール導入で強化しようということで導入に至りました。

導入の決め手

一旦は独自でKPIシステムを作ってみたものの、各部署が必要とする情報や意見を全て受け入れてまとめていくことは非常に困難なもので、結局現場には根付きませんでした。

「今の状況を俯瞰して継続的に成長する為に可視化する必要があるもには何か」、「誰が何をやっていて、次にどんな課題解決をしていくのか」という経営トップから現場の営業にまで情報が届く体制を整えたいと考えた時に、Scale Cloudさんとなら今の規模にあったシステムを一緒に作っていけると感じ導入を決めました。

 

他のBIツールなども検討しましたが、色々な機能が付与されすぎてたり、高単価すぎたりしたので、今の我々に必要な最低限の機能がついていて運用しやすいものを探していて、Scale Cloudさんに行き着いた感じです。

Scale Cloudを使ってやりたいこと

組織図にしばられないKPIシステムを設計することによって、各部のマーケティング活動やお金の流れを可視化し、自分たちの動きがどのように受注につながっているのかを会社全体で認識していきたいと思っています。現場での利活用もでき、経営メンバーでの活用もできるようになれば、レイヤーによって目線が合わないということもなくなるはずで、今後の弊社の成長になくてはならないものと認識しています。

良い人材もたくさん入ってくれたので、マネジメント体制を整えて、セールスもしっかりと伸ばしつつ、ひとりひとりが活躍できる会社作りができたらと思っています。

 

会社名 株式会社LIG
代表者 執行役員 / 管理本部 本部長 兼 CFO 髙橋龍司 様
設立 2007年6月
所在地 〒111-0056
東京都台東区小島2-20-11
事業内容 コンサルティング事業
Webサイト制作事業
システム開発・アプリ開発事業
マーケティング支援事業
Webクリエイタースクール「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」運営
ゲーム事業
アート事業
ホームページ https://liginc.co.jp/