全員参加型の経営で強い企業を作る「Scale Cloud(スケールクラウド)」 ~全社員が自立自走できる組織作りを支援~
2020.11.11
企業が業績目標を達成し成長し続けるには、経営者の直観に頼ったトップダウン経営だけでは限界があり、その限界を突破し成長するためには、全社員が自立して自走ができる組織的マネジメントへの転換が必要です。
全員が経営に参加できるような組織作りを行うためには、社内での共通言語が必要となりますが、経営側とビジネスサイド側で共通の認識を持つことは簡単ではありません。それは、経営側が会計情報を主に見ているのに対し、現場側では部署ごとの部分最適でのKPI運用になっていることが多いためです。
また、それぞれの部門が、自分の部署の進捗把握・管理しかできておらず、部門横断的な全社的視点で全社的に重要な課題についての検討ができていないことも、全員経営が難しくなる要因となります。例えば、営業部門長は部署の営業成績がどうなっているかという視点しか持っていないことが多く、コストやマーケティングといった、他の部門の管轄業務には見えていないため、改善案についても必ずしも会社全体としての最適解を見出すことができていません。これでは各部署がそれぞれの進捗だけを報告しあうだけで、全員が全社視点を持って経営ができているとは言えません。
そこで、弊社の「Scale Model」を用いて、会計とKPIを統合することで真にビジネス数字を活用した全体最適な全員参加型の経営を実現、各部署のデータを集約し、全社視点から各部門の経営状況を分析できるようにすることで、社員全員が経営目線を持つことができるチーム作りをサポートいたします。
「Scale Model」の理論を利用して業績目標をKPIに落とし込み、現場の行動にまで結びつけることで、業績目標と現場の行動がKPIを通じて繋がり、目標達成までの道のりが明確になります。
また、会社全体の業績目標の中から、部門ごとの業績目標をKPIに落とし込むことができるため、部門ごとにバラバラな意思決定となってしまうことなく、全体最適での次の一手を見つけ出すことができるようになります。「Scale Model」は、財務情報としての会計と、非財務情報としてのKPIを統合したメソッドとなっているため、財務分析や簿記といった専門的な知識がなくとも直感的に結果に至るまでのプロセス管理を導き出すことができます。全員経営のチーム作りのためには、メンバー全員が共通の認識を持つ必要がありますが、KPIを活用することで、チームの誰もが理解可能な、「共通言語」を作り出すことができるようになっています。
「Scale Cloud」は、「Scale Model」の理論をより実践しやすく、簡単に実際の経営判断に取り入れられるように開発・設計したSaaS型経営マネジメントシステムです。「Scale Cloud」ではコストやキャッシュ・フローの管理を含め、組織横断的な全体最適な経営を行うことができます。自分・自部門だけの数字を把握しているだけでは部分最適になってしまうので、会社全体の数字を、簡単に俯瞰して見られるようにすることで、コスト意識も持って、経営全体を見渡しながら日々の仕事に取り組むことができます。全体の業績目標から各部門へと数値を落とし込むことができるので、部門ごとの連携についてもよりスムーズに行えるようになります。
このように、「Scale Model」の理論を実践しながら「Scale Cloud」を活用していただくことにより、社員全員が全体最適な意思決定ができるようになり、それぞれが自立しながら自走できる強いチームとなります。
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