Scale Cloud

導入事例

H.I.F株式会社

スプレッドシートだけでの事業計画作成に限界を感じていた

H.I.F.株式会社

代表取締役
東小薗 光輝 様

 決済代行業・売掛金保証業を行うBaaS(Banking as a Service)プラットフォーム企業であるH.I.F.。決済代行業である「Fimple決済」は売掛金前払手数料無料・保証率100%で圧倒的に安い手数料(4.0~10.0%)の請求業務アウトソーシングサービスを提供している。設立3年で累計資金調達額5.2億円を超え、会社のビジョンである「金融サービスにより、世界の人々・企業・スポーツの将来的発展をサポートし、世界平和に貢献していくこと」「母子・父子家庭、世界の貧困層の子供の力になること」の実現に向けて突き進む。

導入前の課題

会社の事業計画や中期経営計画については、全てスプレッドシートにて管理している状態でした。

弊社は独自に事業計画を4階層分の粒度に分けて作成しており、中期経営計画はそれを7年分作成するので4階層×7年分=28ものシートに分けて計画を管理していました。スプレッドシートに組み込む計算式を一ヶ所変更するにもそれを28回繰り返さなければならず、直すのにも膨大な時間がかかってしまい、かつ、どこかで必ずヒューマンエラーが起きてしまうというような状態でした。

中期経営計画はデット・ファイナンスやエクイティ・ファイナンスを行う際の対外向け資料でもあるため、ミスを起こすことは許されないので、結局、複数人で何重ものチェックを行わざるをえず、業務負担が大きくなっていました。

導入した目的

複雑化したスプレッドシートによる管理から解放されることで、作業効率性と正確性を高めることができると思い、Scale Cloudを導入することにしました。

いくつものシートに分かれていると、それぞれの予算と実績の比較や、複数年での計画を見るのか、月ごとの計画をみるのかといったように、今見たい期間のシートを探したり、新しく作りなおすことも大変でしたが、Scale Cloudなら期間を年、半年、月といったように見たい期間をボタン一つで簡単に一画面上で表示できることも魅力的でした。

浮いた時間を使って、戦略を考えたり、チームでそれを議論したり、やるべきことの優先順位などを合理的に決めたりといった、作業ではなく付加価値の高いことに時間を使っていきたいですね。

導入の決め手

弊社は将来的にIPOも見据えているので、事業計画や中期経営計画をよりロジカルに作る必要があり、各予算に対してKPIをより深堀して階層化して作りこんでいるのですが、それができるサービスは他社ツールにはありませんでした。

 

例えば、新規顧客獲得数は、「商談数×成約率」で計算することができますが、弊社はさらにそれを深堀り、商談数を取るためのアクション(Web経由、紹介経由、ビジネスマッチング等)まで管理することでよりロジカルな事業計画を作っています。

他社のツールでは、管理できたとしてもこの「商談数×成約率」といった少ない階層まででしたが、Scale Cloudならこの階層を自分がドリルダウンしたいところまで自由にカスタマイズして設計できるという点で、弊社のニーズに最もマッチしていると思いました。また、これをスプレッドシートを使って管理することによる時間的コストと、Scale Cloud導入コストを比較したときに、間違いなく導入メリットが高いと思い、直ぐに導入を決定しました。

もちろん、今後、フェーズによっては分解すべきKPIの増減や変更などもあり得ると思っていますが、Scale Cloudなら無制限に階層化ができるので、安心しています。

Scale Cloudを使ってやりたいこと

事業計画や中期経営計画の作成に使うのはもちろんのこと、自社の経営状況の分析も進めていきたいです。Scale Cloudなら、自分が見たい指標を自由にカスタマイズできますし、例えばROAやROE等の収益性分析を常に見ておけるようにしておきたいです。

将来的には、弊社が決済代行・売掛金保証サービスを展開する中で蓄積された与信データベースと、貴社に蓄積されたKPIのデータベースを掛け合わせることで、ファイナンスに資する新しい与信審査モデルを作っていくことができれば面白いと考えています。

Table Header

会社名

H.I.F.株式会社

事業内容

情報通信業
信用保証業
決済代行業

Webサイト

https://www.hifcorp.co.jp/

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またPL意識が高まると、予実精度の向上にも効果があると思っています。実は、前述した下方修正のあと、売上は順調なのになぜ利益が目標を下回ったのかというのを現場と一緒にかなり分解して問題を明らかにしていきました。

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