導入事例

DIGGLEからの乗り換えで工数削減とコスト削減を同時に実現。
PLとKPIの統合管理で分析精度とフォーキャスト精度も向上。

ジャパニアス株式会社

管理本部 / 事業本部

神田理裕 様 / 佐藤正尚 様

導入前の状況・課題

(神田様)
PL管理はDIGGLE(ディグル)をつかっていましたが、主に以下の3つの点で課題を抱えていました。
① KPIをはじめとする非財務情報の管理において、KPIツリーの階層構造の設定や単位の設定等において自由度が低い。
② グラフ機能や分析機能が弱く、それらについては他のツールの利用を勧められた。
③ 値上がりによってコストがどんどん高くなってきた。

(佐藤様)
KPI管理はエクセルで行っていました。
入力フォーマットを各拠点に送って、入力したものを回収して集計するという作業を毎週行っていましたが、拠点数が多く、かなりの手間がかかっていました。
また、エクセルでありがちな「数式が壊れる」「バージョンがよくわからなくなる」などの課題も発生していました。

導入の目的・背景

(神田様)
DIGGLEの値上げのタイミングで、他のシステムへのリプレースを検討し始めました。
ユーザー数を増やすとかなりコスト高になり、また、PLとKPIを統合管理して分析できるようにしていきたいという構想を実現しようとすると、さらにユーザー数が増えることが見込まれていたので、コストを抑えつつも、PLとKPIを統合管理できるシステムを探し始めました。

(佐藤様)
PL管理もKPI管理も管理部が集約して行っていましたが、各部門がそれらを担える自立自走型の状態を目指したいと思い、その状態を実現できそうなシステムが理想的でした。

Scale Cloudを選んだ理由

(神田様)
Scale Cloud、Manageboard(マネージボード)、Sactona(サクトナ)の3社を比較しました。
Sactonaはコストが高く、Manageboardはコストは安いものの、上記のような状態を目指すにあたって必要とする機能が足りませんでした。
その点、Scale Cloudはコストがリーズナブルであるだけではなく、PL管理とKPI管理が1つのシステムで実現でき、グラフ機能や分析機能などの必要機能も揃っていました。
また、サポート体制も安心感があり、実際の導入後も、丁寧かつスピーディーなサポートで大変満足しています。

導入プロセスと工夫

(神田様)
PL管理に関しては、Scale Cloudのサポート担当者が各種設定を行ってくれましたし、DIGGLEからのデータ移行も簡単にできたので、立ち上がりがとても早かったです。
UIも簡単で使いやすく、社内展開するにあたって特段苦労することもなく、全員がすぐに使えるようになりました。
また、DIGGLEに比べて画面遷移や操作スピードも早く、サクサク動いてくれるので快適に活用できています。

(佐藤様)
KPI管理については、Scale Cloudのサポート担当者と一緒に、KPIの再設計を行いました。
Scale Cloud社にはKPIの設計と運用に関するノウハウや事例がたくさんあるので、とても心強かったです。
KPIの再設計後は、まずは1つの拠点でスモールスタートし、その後、他の拠点へも横展開していきました。
その際、Scale Cloudは、事業側のメンバーにとっても使いやすいUIなので、スムーズに社内展開やKPI管理の啓蒙活動を行えました。

導入後の成果

(神田様)
PL管理に関しては、見込みの管理がしやすくなりました。
DIGGLEは、実績データと見込データを異なる方法で取り込まないといけなかったのですが、Scale Cloudでは同じフォーマットで同じ方法でデータの取り込みができるので、管理しやすくなりました。
また、月次推移の画面で、過去月は実績値、将来月は見込値というレポートをつくれるので、着地予想がしやすくなり、その予想精度も上がりました。
さらに、取締役会をはじめとする報告書の作成においても、前のシステムに比べて作業の工数が大幅に減りました。
しかも、分析がしやすくなったのでその精度が上がりましたし、グラフでわかりやすくレポーティングできるようになったので、報告資料の精度も上がりました。

(佐藤様)
KPI管理においても、予実の差異、見込みの推移や変化、前年との比較など、さまざまな比較が簡単にできるようになり、分析がしやすくなりました。
また、毎週かかっていた作業もほぼゼロになったので工数も同時に削減できました。
さらに、各拠点長が、自分の拠点の数値はもちろん、他の拠点の数値や事業全体の数値の推移などを把握できるようになり、事業の状況に対する理解度が格段に深まったと感じます。

今後の展望

(神田様)
PL管理については、予実差異の分析やコメントの入力、関係者間でのコミュニケーション、見込みの入力や修正などの管理など、予実管理に関するオペレーションを各部門が主導して行えるようにしていきたいです。

(佐藤様)
KPI管理においては、分析をもっと深掘りしつつ、その結果を踏まえて、実際の行動がさらに促進されるようにしていきたいです。
また、分析についても、いまはまだ管理部が集中的に行っていますが、各部門長ができるようにしていきたいです。

ご担当者様からのメッセージ

(神田様)
Scale Cloudは、他社と比較して安くて早くて導入しやすい仕組みなので、予実管理を少人数でやっていたり、エクセル管理に手間取っている会社はすぐに導入することをオススメします。

(佐藤様)
Scale Cloudは使い勝手もいいですし、機能アップデートのスピードがとても速いのがいいですね。どんどん使い勝手が良くなっているので、利用者に寄り添って進化していく点もオススメです。

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会社名

ジャパニアス株式会社

業種/事業内容

先端エンジニアリング事業(オンサイト型開発支援・受託開発)

従業員数

1,000人〜2,000人

Webサイト

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