導入事例

事業計画達成のために、KPI管理をスプレッドシートから脱却!
- スプレッドシートでの事業計画の作成と運用に限界を感じていた
- 事業計画とKPIの因果関係が明確で誰でも扱えるUIUX
- 経営会議での活用だけでなく現場のキャリアアップにも活かす
決裁者マッチング支援SaaS「ONLY STORY」を運営するオンリーストーリー。4,000人以上の決裁者が登録し、年間20,000件以上の決裁者商談を創出している日本最大級
の審査制・決裁者向けプラットフォームであり、すごいベンチャー100やベストベンチャー100などにも選出される。
総額約13億円の資金調達も実施し、SaaSという側面にコミュニティの要素が加わった「コミュニティSaaS」としてますます事業拡大中。
導入前の課題
事業計画の作成と進捗管理をスプレッドシートで行っていましたが、メンテナンスコストがとても高いと常々感じていました。
「数値が最新かどうかわからない」「組んでいた関数の計算式が知らない間に崩れてしまう」といった状態で、スプレッドシートを触る人が増えれば増えるほどその状態は悪化してしまい、メンテナンスできるのが作成者である社長とわたしだけという状態でした。
スプレッドシートは柔軟性は高いですが、複数人で共有して使おうと思うと、リテラシーが高くないと扱えず、使い手を選んでしまうという欠点がありました。
また、メンバーからすると事業計画が「雲の上の存在」のようになってしまっていて、どの指標を追っていけばいいのかどうか、曖昧な状態になっていました。経営陣の目標と現場の目標がリンクせず、数字にクリティカルな施策アイディアが考えづらい状態が続いていました。
導入した目的
経営サイドと現場サイドのKPIを統一し、事業計画の達成に向けて一致団結できる体制づくり・仕組みづくりをつくることが導入目的です。そのためには、事業計画を達成するためにどのKPIを追えばインパクトが出るのかを誰でも分かる状態にする必要があり、その上で解決策やアクションプランなどをみんなで議論して実行できるようにするために、スプレッドシートからの脱却を検討していました。
また、VCへの説明時にも、スプレッドシートだと「この計算式はどうなっている?」といった質問対応が必要で、読み解くのに時間と労力がかかってしまいます。事業計画の根拠となっているKPIがパッと見てわかりやすくなることで、その先のディスカッションに速く進めることもメリットに感じています。
導入の決め手
事業計画の作成と運用をしていくためのツールはいろいろ探したものの、そもそもメジャーなものがないですし、スタートアップにとっていい塩梅のツールが見つかりませんでした。
しかし、Scale Cloudのデモを見た瞬間に理想通りだなと思って即決しました。PLの事業計画と、その根拠となるKPIの因果関係がわかりやすく一覧化されているので、社内メンバーやVCなどのステークホルダーに対して事業計画の根拠をKPIをベースにして蓋然性高く、かつわかりやすく説明できると思いました。また、シンプルなUIUXなので、誰でも扱えるというのも決め手です。作成だけでなく運用に乗せていくためには重要なポイントだと思います。
VCからのご紹介というのも大きかったですね。やはり、信頼している人が「紹介しよう」と思えるサービスだということで安心感があります。
Scale Cloudを使ってやりたいこと
Scale Cloudは、ボードメンバーが事業全体の状況を見やすくなるので、経営会議や取締役会でも使っていきたいですね。 実は経営会議においても、予実分析を感覚でやっているところが大きいためどのKPIがズレたのかをロジカルに客観的に差異分析ができるので、見直しや議論がしやすくなります。
さらに、担当者ごとにKPIを絞り込み、自分が追っていくべきものだけがわかりやすくすることで、現場にもっと寄り添った活用をしていきたいです。それをスタートとしながらも、徐々に自分が追っていくものだけではなく、事業の全体が見れるようにキャリアアップしていってもらうという点でも活用していきたいですね。
会社名 | 株式会社オンリーストーリー |
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代表者 | 経理・管理責任者 公認会計士 小澤 一禎 様 |
設立 | 2014年2月 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南3-9-3 Aカントリーハウス |
事業内容 | 決裁者マッチングアプリ「ONLYSTORY」 決裁者マッチングSaaS 「チラCEO」 決裁者限定のマッチングイベント |
ホームページ | https://onlystory.co.jp/ |