Case Study

導入事例

株式会社アンビション DX ホールディングス

バラつきのあったKPIの一元管理と可視化。効率的な集計・分析が可能になり、数字が的確に。

  • データ管理にバラつきがありKPI集計/分析作業に非効率が生じている
  • KPIの一元管理で効率的で適切な集計が可能に
  • 精緻なデータ分析をもとに、先鋭技術を用い将来予測に繋げていきたい
株式会社アンビション DX ホールディングス
経営企画室 佐藤広行さま

アンビション DX ホールディングスは、都心デザイナーズマンションの賃貸管理事業を中心に、開発・企画・仕入れ・仲介・販売・保険までをワンストップで提供し、そこで得た不動産ビッグデータを活用した不動産 DX(デジタルトランスフォーメーション)事業を推進する企業です。AI を取り入れた不動産 RPA、IoT スマートホーム、自動接客システム「AI チ
ャット」など、最新テクノロジーを活用した不動産サービスを提供しております。
今後も「DX によって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになる」というビジョンの元、自社の事業成長に加え、DX プロダクト開発・販売を通じてアナログな不動産業界の変革を目指しています。

導入前の課題

KPIが統一されたサービスによって管理されていないこと、それに起因して、KPIの集計/分析に時間と手間がかかっていたことが課題でした。

まず、データの格納場所やKPI管理ツールが分散していました。グループ会社は合わせて11社ありますが、KPIのデータ格納場所や利用しているツールが企業毎に分散されている状態でした。KPIの予実差異を確認するために、個社データをチェックするにも企業毎のフォルダにアクセスし、更に、その中から該当データに遷移し、該当の数字箇所を確認するという動線が必要で、個社データのチェックをするだけでも、時間と手間がかかっていました。

そして、フォーマットの不統一です。
各社ごとのKPIフォーマットに統一性がなかったため、見たいデータ箇所を探す必要があり、さらに数字も推移で個社比較することにも手間が係り、数字の分析にも時間がかかっていました。

データ集計/分析の再現性にも時間を要するため、慣れていない人が集計/分析しようとすると「どこに」「何を」見にいけば必要なデータがあるのか把握しにくい状態でした。そのため、効率的な集計/分析のためにも1ツール・ワンオペで管理できるツールを必要としていました。

 

 

導入した目的

KPIの一元管理と可視化です。

バラつきのあったKPIフォーマットを統一、集約して一元管理し、可視化する。
これにより、課題だった効率的なデータ集計、そして分析が可能になります。

データ集計は精緻な数値や指標を導き出すための、一番の基礎だと考えています。集計のクリーニングがきちんとできていないと、データの精度は落ちてしまう。精緻なデータがあってこそ、過去の事業分析が可能になり、その分析によって重要なKPIや指標が明確になり、将来の予測を立てて行くことができます。

明確な将来予測を立てるためにも、効率的で適切なデータ集計/分析が必要不可欠なのです。

導入の決め手

決め手は2つありました。

まず、ツール導入で終わるのではなく、現場構築・オンボーディングまでしっかり丁寧に対応してくれる、というのが一番の決め手ですね。ここまで手厚くサポートしてくれるサービスは他に見当たりませんでした。
ツール導入のみだと、我々が自分たちでオンボーディングをしていく必要がある。その部分のサポートまではしてくれるため、導入のハードルが下がりました。Scale Cloud であれば、オンボーディングまでしっかり丁寧にサポートしてくれる。とても安心して導入に踏み切れました。

もう1つは、インターフェースの使いやすさです。他のツールも検討しましたが、インターフェースがとにかく使いやすく、特に数字の積み上げといった関係性が非常にわかりやすい。仕様もエクセルに類似していてイメージがしやすく、誰でも、初めて触る方でも使える印象を持ちました。実際、社内のデータツールの使用が苦手な社員も利用できています。

Scale Cloudを使ってやりたいこと

Scale Cloudによって導き出されるデータをもとにデータサイエンス等も行い、将来の予測の精度と速度を上げていきたいです。直近でデータサイエンティストを更にアサインして、データ分析速度を早める計画があるのですが、集計データをもとに過去の事業分析をして、先鋭的技術を用い、将来の予測を立てていくという流れを作っていこうと思っています。

そのためにも、まずはベースとなるべき、適確で整理された数字をScale Cloud で作っていくつもりです。このような数字があれば、「どこに」「なんの」レバレッジをかけると、どういう成長曲線が描けるかの予見も可能になると思っています。

そしてその分析データを活かして、独自のMA(マーケティングオートメーション)ツールを構築し、全体の収益性・生産性の向上につなげていきます。

会社名 株式会社アンビション DX ホールディングス
代表者 経営企画室 佐藤広行さま
設立 2007年 9月
所在地 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル18F
事業内容 【賃貸DX】プロパティマネジメント事業
【売買DX】インベスト事業
【賃貸DX】賃貸仲介事業
不動産DX事業
少額短期保険事業
海外システム事業
インキュベーション事業
ホームページ https://am-bition.jp/