導入事例

上場後も解決できなかったKPI課題をScale Cloudで解決
- 上場してからも頭を悩ませていた予実のズレ
- 手弁当のKPIからプロ監修のKPIへ移行
- 市場変更も目指せる強固な経営基盤へ
プロ卓球リーグ「Tリーグ」に参戦するプロチームの運営、トライアスロンチームの運営、スポーツバル、卓球教室、卓球物販ECサイト運営等、総合型地域スポーツクラブとして『沖縄×スポーツ×○○』をテーマに様々な企業のマーケティング支援に取り組んでいる琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社。プロスポーツチームとして日本初の上場を果たし、スポーツビジネスの発展に貢献すべく、さらなる成長を狙う。
導入前の課題
上場準備中から予算管理の精度が厳しく求められるようになってきたので、予実がブレないようにKPI設計も行って、全力で取り組んできました。
しかし、なぜか予実がズレてしまう。
予算の設定が悪いのか、これで十分だと思っていたKPI設計が悪いのか、何が原因でズレているのかの解析が難しいという課題を、上場準備中だけでなく、上場してからもずっと抱えていました。
最終的には予算を達成できていることがあっても、特定の人に依存して、属人的に達成できているという側面があったので、属人的にではなく、会社全体としての仕組みで予算管理の精度を高めていく必要があると痛感していました。
導入した目的
経営は血液の循環だと思っています。
血液の流れをよくできるようにすべきですし、流れが滞っているところがあるのであればその原因を突き止めて改善すべきです。
つまり、経営のプロセスをKPIで細分化することで、どこに問題があるのかを正確に、かつ、素早く突き止め、そして、その原因を解明して、スピーディーに改善していくことが重要です。
そのように経営をしているつもりでしたが、結果として予実がズレたり、予算達成が特定の人に依存してしまうという事実がありました。
これを解決することがScale Cloudを導入した目的です。
結果が出ていないということは原因があるはずです。
その原因はできるだけ詳細につかむ方が、より効果的かつ具体的な解決策にもつながるはずです。
詳細につかむためには経営のプロセスをKPIで細分化すべきですが、そのレベルがまだまだ足りないと思ったので、さらに細分化していくことが導入目的の1つです。
また、KPIを細分化して、どこに問題があるのかを可視化しただけでは足りません。
細分化したKPIによって課題を抽出して、優先順位を決め、その優先順位に基づいて現場が自主的かつスピーディーに行動していくことでPDCAサイクルを早く回していかねば、結果は良くなりません。
そのためには会社全体としてのPDCAの仕組みをつくることが必須だと考え、その仕組みの基盤にしていくことも導入目的の1つです。
導入の決め手
1つ目は、ビーワンカレッジ社が、成功事例や失敗事例といった他社事例を含むノウハウを豊富に持っていて、過去の上場経験も踏まえた上で、KPIの設計から運用までをサポートしていただけることです。
KPIを今まで以上に細分化していく必要性を感じる中で、やはり社内のリソースだけでそれをやっていこうとすると、偏りがあったり、固定概念があったりして、精度がなかなか上がりません。
そこで、同社のようなプロフェッショナルのノウハウも取り入れることで、より早く、より効果的にKPIの設計と運用のレベルをあげていくことができると確信しました。
2つ目は、KPIの細かい設計と運用をクラウド上でできることです。
KPIの細分化もしやすく、かつ、細分化した各KPIの状況が、Excelやスプレッドシートよりも圧倒的に見やすいことが大きなメリットです。
クラウド上でいつでも誰でも最新の状況が確認でき共有もしやすく、社内での共通認識も持ちやすくなるので、全員が日々KPIを意識しながら、同じ目標に向かって進みやすくなるところが非常に魅力的でした。
予算管理やKPI管理において、特定の人に依存するような”ブラックボックス化”を防げて、属人性を下げて仕組み化することができると感じました。
Scale Cloudを使ってやりたいこと
上場準備中から予算管理の難易度が高く、かつ最重要だということを強く感じながらやってきました。
これから市場変更を目指していく中でも、その重要性はますます高まってくるはずです。
また、予算管理は、業績目標を達成するための仕組みづくりでもあるので、その重要性は、上場準備や市場変更に関係なく、事業を拡大していく上では必須です。
そして、そのためにはKPIの設計と運用をセットで考えるべきです。
Scale Cloudを活用することで、KPIマネジメントのレベルを圧倒的に高めて、予算管理の精度を向上させ、事業拡大のスピードをさらにあげて成長していきたいと思います。
もちろん、その中の1つの通過点としての市場変更においても、証券取引所・監査法人・証券会社に対してしっかりとした説明を行っていくためにも、Scale Cloudをしっかりと活用していこうと思っています。
また、会社全体としても、KPI設計ができていないと決断しないというくらい、全社的にKPIの大切さを浸透させ、ロジカルに意思決定をしていく習慣をつくっていきたいと思っていて、臨機応変にそのKPIも変えながら、KPIによって経営は変わることを証明したいですね。
会社名 | 琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 早川周作 様 |
所在地 | 沖縄県中頭郡中城村字南上原1112-1 オーシャンビュー松山ⅡB1F |
事業内容 | 卓球、トライアスロンなどのプロスポーツチームの運営 |
ホームページ | https://ryukyuasteeda.jp/ |