導入事例

スプレッドシートに限界を感じたKPI管理
- データが最新かどうかわからない状態での経営判断に危機感
- PL / KPIの設計にメンバーも関われるようにしチーム全体で成長を促したかった
- 上場準備のための事業管理基盤を構築
即戦力人事特化型マッチングサービス『人事プロパートナーズ』を展開する株式会社Hajimari。最短翌営業日に各企業の状況や課題に応じた強みを持つプロフェッショナルと精度の高いマッチングを実現。不安定な経済状況下で、一層企業の人事力が問われるなか、即戦力層の登録ユーザが急速に増加しており、現在展開されている即戦力人事特化型マッチングサービスとしては、国内最大級の登録ユーザ数となる。
導入前の課題
山中様(以下、山中):
KPIやPLの管理を複数のスプレッドシートでバラバラに行っていて、また、それらを複数のメンバーが入力していたので、誰がどこをどのように変更したのかもわからず、結果として、いま入力されているデータが正しいデータなのか、また、最新のデータなのかがわからないので、それをもとに経営判断する上で安心感がないことが課題の1つ目でした。
また、KPIやPLの枠組みを決定・変更・メンテナンスなどの作業はスプレッドシートをつかって一部のメンバーで完結していたため、他のメンバーがタッチしづらいものになってしまっていました。
本来は、上記の上流的な思考や作業をメンバーレイヤーに経験してもらいたかったのですが、それがなかなか進まなかったのが2つ目の課題でした。
さらに、おかげさまで事業はとても伸びているので、仮に上場を目指すとなったときに、しっかりアクセルを踏んでいける基盤を管理面でも構築しておくべきだという意識はあったものの、それがなかなか進んでいなかったことが3つ目の課題でした。
鈴木様(以下、鈴木):
KPIの管理はしていたものの、スプレッドシートではKPI数値がただ列挙されている状態で、しっかりとした分析ができていませんでした。
何かのKPIが良くなかったときに、そのKPIを改善するためにはどのKPIを改善すべきなのかといった関係性がわかりづらいことが課題でした。
導入した目的
山中:
正確なKPIとPLの各数値が常に見れる状態をつくっておくことで、判断や実行のスピードを圧倒的に上げていくことが1つ目の目的です。
また、KPIの分析がしっかりとできている状態を作ること、そして、それがメンバー誰でもできる状態にすることが2つ目の目的です。
メンバーのKPIやPLに関する理解が進めば、提案や意見がどんどん出てくるようになり、さらに事業も成長させることができるでしょうし、結果としてメンバーの成長と事業の成長が同時に実現できるのではと考えています。
鈴木:
メンバーへの成長機会を提供してあげることで、事業を創れる人や、事業を任せられる人を育てていきたいですね。
導入の決め手
山中:
Scale Cloudなら、KPIやPLの正確な情報を、クラウド上に最新データとして常に見れる状態をつくれることです。
Scale Cloud内に、必要なすべての情報が正しく集約できて一元管理できることが決め手の1つ目です。
これは簡単なようで、スプレッドシートではやはり難しいですね。
Scale Cloudなら、計算式もマスター画面で簡単に設定・変更が一括でできますし、スプレッドシートのように計算式が勝手に崩されるということもなく、入力されている数字が正しいかどうかをいちいち確認する必要がないです。
また、カスタマイズ性が高いという点が決め手の2つ目です。
KPIの枠組みや、PLとの紐付けなどを、当社がやりたいように自由にカタチをつくって管理ができることですね。
さらに、決め手の3つ目は料金がリーズナブルだという点です。
提供される価値をしっかり理解できれば、これはとてもリーズナブルだと思います。
最後に、決め手の4つ目は代表の広瀬さんです。
これまでのご経験をもとに、事業の成長スピードを上げるために、または、上場するために必要なノウハウが集約されているというところにとても安心感を感じましたし、広瀬さんの人間性に触れ、ぜひ一緒に仕事をしてみたいと思いました。
鈴木:
広瀬さんのこれまでの実績と経験値に紐付いて、事業成長していくにあたって、また、上場を目指すにあたって必要な数字のノウハウが網羅されていると確信できたのが決め手で、即決でしたね。
Scale Cloudを使ってやりたいこと
山中:
まずはKPIとPLの正確な管理と、スピーディーな意思決定と実行、そして、その結果としての事業の成長とメンバーの成長を同時に実現していくための基盤として活用していきたいです。
また、その先にある上場というものも目指して、その上場準備のための事業管理の基盤にもなると思っています。
わたしたちは、これからいろいろなサービスを展開していきます。
そういった新規事業や新規サービスの開発のときにも、Scale Cloudを活用すれば、KPIを細かく設計しつつ、メンバーみんなで一緒に、高速でPDCAをまわしていくことができるので、早く立ち上げて成長させることができるはずです。
Scale Cloudを活用すれば、さまざまな事業・サービスを誰でも分かるカタチでモデル化できるので、そういったノウハウを社内で構築していくことで、新規事業や新規サービスの立ち上げ時に強力な武器になると思います。
鈴木:
すでに複数の事業やサービスを展開しており、またこれからも事業やサービスが増えていくので、そういった複数の事業やサービスを、Scale Cloudを使って一括で一元管理できるようにしていきたいですね。
会社名 | 株式会社Hajimari |
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代表者 | 執行役員 人事プロパートナーズ事業部 事業責任者 山中 諭様 / 人事プロパートナーズ事業部 エージェント 鈴木 郁也様 |
設立 | 2015年2月26日 |
所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-10 渋谷DTビル6階(総合受付)・9階 |
事業内容 | ・ITプロパートナーズ事業(起業家・フリーランス支援事業) ・intee事業(新卒向け就職支援イベント事業) ・Graspy事業(中途キャリア形成プラットフォーム事業) ・PIECE事業(スタートアップマッチング支援事業) ・ITプロカレッジ事業(オンラインPG教育事業) ・人事プロパートナーズ ・Financeプロパートナーズ |
ホームページ | https://www.hajimari.inc/ |